いばらきコープと茨城県社会福祉協議会は、「災害時における資機材の運搬に関する協定」を締結しています。(協定締結日:令和2年10月12日)
これにより、災害発生時、被災地に設置される災害ボランティアセンターへ資機材の運搬について、いばらきコープにご協力をいただけることになりました。
災害ボランティアセンターの開設準備がスムーズに。
県内で大規模な災害が発生した場合、被災地の社会福祉協議会では、災害ボランティアを受け付けて活動先の紹介などおこなう災害ボランティアセンターの設置準備が始まります。
その準備として特に重要なものの1つが、「資機材の調達」です。
資機材とは、災害ボランティアが活動に使用する各種道具類のことであり、スコップや一輪車、高圧洗浄機など多種ありますが、被災地においてこれらの資機材が都合よく即座に購入できるとは限りません。
そのため、茨城県社会福祉協議会では、令和2年度、県内9カ所に「資機材ストックヤード」を設置し、災害ボランティアセンターで使用頻度の高い資機材一式を購入・保管しています。
「いばらきコープ」は、当該協定に基づき、災害発生時に災害ボランティアセンターが設置され資機材ストックヤードの資機材が必要となった場合に、資機材をストックヤードから災害ボランティアセンターまで運搬する役目を無償で担います。
これにより、災害ボランティアセンターの開設準備がスムーズに進むため、被災者支援・災害ボランティア支援の開始の迅速化が図られます。
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